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カルシウム・鉄の働き

カルシウム・鉄の働き

カルシウム

骨粗鬆症予防(骨粗しょう症)のため丈夫な骨を作りたいとカルシウムのサプリメントを使う人も増えています。

カルシウムの99パーセントは体内の骨や歯に存在し、残りの1パーセントが血液中や細胞内に存在して心臓や筋肉の収縮、血液の凝固、ホルモン分泌などに関わっています。

骨が脆くなる原因

血液中のカルシウム濃度が低くなると、副甲状腺ホルモンやビタミンDが働き、骨からカルシウムが溶け出します。
また、カルシウムの吸収力を高めたり、尿に排出されるカルシウムの量を減らすなど血中濃度を一定に保とうとします。
しかし、カルシウムの血中濃度が低い状態が長く続くと、骨から溶け出すカルシウムの量も増えることで骨が脆くなってしまいます。

骨は固いため、一度形成されると変化しないような思われがちですが、常に新しい骨が形成され古い骨はカルシウムとして吸収されるなど、活発に新陳代謝が行われています。
骨粗しょう症は、この新陳代謝がバランスよく行なわれなくなり、骨の形成が骨の吸収に追いつかなくなることが原因で骨の量が減少することで起こります。
しかし、だからと言ってカルシウムを多く摂取すれば良いのか?という訳でもありません。
骨粗しょう症治療のために医者から処方された薬に加えて、カルシウムのサプリメントなどを余計に摂ってしまうと、高カルシウム血症を引き起こすこともありますので気をつける必要があります。

高カルシウム血症の症状としては、食欲不振、皮膚のかゆみ、口の渇き、吐き気、便秘などがあります。
カルシウム不足による影響で、普段からカルシウムを積極的に摂取しようと心がけている人も多いと思いますが、骨粗しょう症になりにくい体を作るためにも、食事のバランスや運動を取り入れて、しっかりとした骨を作るよう心がけましょう。
カルシウムは骨の形成だけでなく、精神を安定させる働きもありますので、ストレスを感じやすい場合にも積極的に摂取したいサプリメントです。

カルシウムとビタミンD
骨を強くするためには「カルシウムをたくさん摂りましょう!」と言われますが、骨を強くするにはカルシウムだけでは不十分です。
骨が成長するためには、ビタミンD、K、Cなどの栄養素が関わっているので、バランス良く栄養を摂取する必要があります。
カルシウムとビタミンDの補給を行った研究によると、この2つの栄養素を補給することで骨盤、脊椎や手首の骨折が減るという結果が出ています。
体内に入ったビタミンDは、肝臓と腎臓で活性型ビタミンDに作り替えられ、カルシウムを吸収する小腸の働きを助けたり、骨の新陳代謝をつかさどる重要な役目をします。
しかし、加齢にともない肝臓や腎臓の機能が低下すると体内でビタミンDを活性型ビタミンDに変える能力が低下すると、カルシウムの腸管での吸収が悪くなり骨が弱くのなりますので、サプリメントなどで補給した方が良いかもしれません。

 

鉄は人体に3~4g含まれていますが、その約7割は血液中の赤血球のヘモグロビンに含まれ酸素を体中に運ぶ役割を果たし、残りの3割は肝臓や筋肉などに貯蔵されています。
この貯蔵のおかげで、鉄が不足してもすぐには貧血の症状が出ることはありません。

鉄の働き

鉄は赤血球のヘモグロビンの成分として肺から吸収した酸素を各細胞まで運ぶ働きをします。
また、ミオグロビンの成分として筋肉中のエネルギー代謝に酸素を供給し、細胞内のエネルギー生産に関わっています。
・酸素を細胞へ運ぶ
・酸素を細胞に取り入れる
・成長促進や免疫に関与する
・細胞内でエネルギーを産生する

朝礼中に倒れたり、立ちくらみ、顔色が悪いなどの症状は貧血により起きていますが、これらの症状は脳への血液供給量が低下したときに起こる一時的な「脳貧血」です。
貧血としての症状としては、手足の冷えや痺れ、頭痛、息切れ、疲労、動悸などがありますが、これらの症状が出た時には体内の鉄がかなり減ってしまっているということになります。

鉄が含まれる食品には、動物性のレバーやアサリと植物性の豆、ほうれん草、ひじきなどがありますが、動物性に含まれるヘム鉄は、植物性に多く含まれる非ヘム鉄と比べて鉄分の吸収が早く行われます。
しかし、非ヘム鉄もビタミンCやクエン酸、タンパク質と一緒に摂ると吸収されやすくなりますので組み合わせて飲むようにしましょう。
鉄は再利用されるので排泄で失われる分を補給すれば良いのですが、吸収率が10%程度と低く、清涼飲料水や加工食品に含まれるリン酸、野菜に含まれるシュウ酸などは吸収を妨げるので、これらを口にする事の多い人は意識手に補給した方が良いです。
鉄が不足すると胃腸障害や神経過敏などの症状が起こります、またアスピリンを服用している人は欠乏する可能性があるため注意が必要です。

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葉酸・亜鉛の働き

葉酸・亜鉛

葉酸の働き

葉酸は、ビタミン12と共に赤血球を産生し、たんぱく質の合成にも働きます。
細胞核の中で遺伝子情報を保存する核酸(DNA、RNA)の合成に不可欠で、体の細胞分裂や発育を促すだけでなく、抗体を作り免疫力を強化します。

こんな人にお勧めです。

・貧血気味の人
・口内炎になりやすい人
・アルコールを多く飲む人
・アスピリンやピルを服用している人
・シミができやすい人
・精力減退気味の人
・妊婦、授乳婦
・野菜が嫌いな人

妊娠期の人が不足すると様々な障害がおきやすくなると言われています。
妊娠初期に葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害で、脳や脊椎がきちんと形成されず、体のあちこちに障害を起こしてしまいます。
また、細胞分裂や細胞増殖が一番活発に行なわれる胎児の時期に葉酸が不足すると、中枢神経に障害が起こる危険性が高くなると言われています。

葉酸は日本人の場合、通常の食事をとっていれば不足することはありませんが、ほうれん草やブロッコリーなど緑の濃い野菜や果物、豆類、レバー、ホタテ貝などに多く含まれています。
食事から必要量を摂取できれば良いのですが、摂取するのが難しい場合にはサプリメントを利用するのもよいでしょう。

葉酸には動脈硬化の危険性を減らす働きもあるため、妊娠期前後の若い女性だけでなく、中高年の人にとっても大切な栄養素です。
過剰に摂取すると亜鉛の欠乏、アレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。

 

亜鉛の働き

亜鉛は200種類以上の代謝に関わる酵素の働きに関わっていて、細胞の新陳代謝、免疫機能の維持や性ホルモン分泌の調整など働きはさまざまです。

何を食べてもおいしく感じられない、などということはありませんか?
実は、亜鉛不足が原因で、味覚異常がおこることがあります。

味覚異常の症状としては、
・口の中がいつも苦く感じる。
・味が変に感じる、または味を感じない。
・金属をなめているような感じがする。
・食欲が出ない。
などがあります。

その原因として考えられるのは、偏った食生活による亜鉛不足か、飲んでいる薬により亜鉛欠乏が起きたことが考えられますが、アルコールの飲み過ぎやインスタント食品の食べ過ぎでも亜鉛不足になります。
味覚異常に関して言うと、舌の上には味蕾と呼ばれる小さな細胞の集まりがあり、短いサイクルで生まれ変わっているのですが、亜鉛が不足することで細胞の新陳代謝が滞り味覚異常が起きると言われています。

50歳を過ぎて味覚異常を訴える人が増えるのは、新陳代謝が徐々に落ちてくることが原因で、亜鉛が不足していると言えます。
また、亜鉛は味覚を正常に保つだけでなく、やけどや傷、皮膚炎など皮膚の修復を助ける役割があります。

こんな人にお勧めです。

・抜け毛が気になる人
・爪に白い斑点のある人
・風邪を引きやすい人
・肌荒れが気になる人
・味覚に異常を感じる人
・動脈硬化を予防したい人
・精力減退気味の人
・ダイエット中の人

亜鉛を含む食品としては、カキなどの魚介類、穀物・豆類・ナッツ類などの植物性食品、牛・豚・鶏レバー、プロセスチーズなどにに多く含まれています。
食品から十分に摂取できる栄養素ですので、サプリメントを利用することでの過剰摂取には気をつける必要があります。
過剰に摂取すると、銅の吸収を阻害してしまい銅欠乏を引き起こす可能性もあります。

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ビタミンEの抗酸化作用

ビタミンEの抗酸化作用

ビタミンEの働き

ビタミンEは、細胞や組織に悪影響を与える活性酸素から細胞を守る働きを持ち、脂質に含まれる脂肪酸が酸化して過酸化脂質になるのを防ぐ抗酸化作用があります。
過酸化脂質の生成を抑えることで血管壁の細胞膜のダメージを防ぎ、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病やガンを予防します。
これ以外の効果としては血行を促進する、ホルモンの分泌量を調整する働きも持っていますが、ビタミンEはサプリメントとしてだけでなく、肩こりや腰痛、手足の冷えを解消するための医薬品としても使われています。

手足の冷えを改善する目的でビタミンEを飲んでいた人の中には、いつもより生理が早く来たなどの影響も見られますが、これもビタミンEのホルモン調整作用による影響と思われます。
ビタミンEは生理不順や更年期症状を緩和するためにも用いられていますので、生理が通常より早く来ても特に心配ないのですが、生理期間が長引いたり、出血量が多くなったなどという場合には医師に相談されるようにしてください。

こんな人にお勧めです。

・更年期の不定愁訴がある人
・生理痛のひどい人
・しもやけが出来やすい人
・冷え性の人
・ガンを予防したい人
・脳卒中や心疾患を予防したい人
・精力減退気味の人
・妊婦、授乳婦
・喘息ぎみの人

ビタミンEの摂取

脂溶性のため食事の直後に補給すると吸収率が高くなります。
それぞれ独自に抗酸化作用を持つビタミンC、βカロテン、ビタミンB2、セレンなどと摂取するとよい効果的です。

ビタミンEを含む食品

ビタミンEは、ナッツ類や植物油に多く含まれており、小麦胚芽、ニジマス、うなぎ蒲焼、カボチャなどにも含まれていますが、摂り過ぎによる副作用はないと言われています。
その理由として、体の中に必要量のビタミンEがある場合には、それを超えて吸収されることがないからだと考えられています。

ただし、サプリメントでビタミンEを摂取する場合は表示された量を守って摂取されることをお勧めします。
(アメリカの研究では過剰摂取により健康を害するという報告がなされています)

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ビタミンDの重要性

ビタミンD

丈夫な骨をつくるために牛乳を飲んだり、カルシウムのサプリメントなどを毎日欠かさず飲んでいるという人も多いと思います。
骨を強くするためにはカルシウムの補給が大切だということは多くの人が知っているでしょうが、摂取したカルシウムが体の中で骨や歯として形成されるために、ビタミンDが不可欠であるということを知らない人が多いようです。

ビタミンDの働き

ビタミンDは、腸でカルシウムの吸収を助け、筋肉中のカルシウムが不足すれば骨からカルシウムを取り出すなどして、血中濃度を一定にする働きがあります。
ビタミンDは、日常生活で紫外線を浴びることで体内で合成されるため欠乏症はほとんど起きませんが、日照時間に恵まれない地方に住んでいる人や屋内生活時間の長い高齢者は欠乏症になることもあります。

こんな人にお勧めです。

・骨粗しょう症を予防したい人
・歯周病や虫歯が気になる人
・骨や歯が弱い人
・日照時間の少ない乳幼児や高齢者
・妊婦、授乳婦

ビタミンDが不足すると

乳幼児・小児では、肋骨や下肢骨が変形するくる病。
成人は、骨の石灰化障害を特徴とする骨軟化症が現れ、骨粗しょう症や骨折のリスクが高まると言われています。
また、過剰に摂取することはまれですが、大量に摂取すると血管壁や臓器にカルシウムが沈着しやすくなり、嘔吐、下痢、食欲不振、便秘、虚弱、体重減少などが起こることがあります。

ビタミンD欠乏による主な症状

・骨軟化症
・くる病
・X脚、O脚
・虫歯
・歯茎が弱る
・デタニー(腕や喉の筋肉の痙攣)

丈夫な骨や歯を作るためには、カルシウムとビタミンDも一緒に摂ることが大切です。
ビタミンDが乾燥したキノコ類に多く含まれているのも、日干しにすることで紫外線を浴びたことによる影響によるものだと思われます。(シイタケに含まれるエルゴステロールがビタミンDに変わる)

ビタミンDを多く含む食品

クロカジキ、サケ、アンコウ肝、カワハギ、サンマ、ウナギ蒲焼、乾燥キクラゲ、干しシイタケ、ピータン、鶏卵など。

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ビタミンCの効果と弱点

ビタミンC

ビタミンCの効果

ビタミンの中でも一番摂取量の多いものはビタミンCだと思います。

今では、のどが渇いて何か飲もうとたまたま買った飲料にまでビタミンCが配合されていたりしますが、 ビタミンCの効果と言えば、一番に初めに思いつくのは美白とか美肌とかでしょうか?
美白効果を期待して毎日欠かさずサプリメントを飲んでいる女性もいることでしょう。

ビタミンCは、皮膚の張りを保つコラーゲンの生成になくてはならないビタミンで、欠乏すると細胞壁がもろくなって血管や筋肉などから出血が起きてしまいます。
これが、かつて壊血病として多くの死者を出し、人々に恐れられた病気の原因なのです。

ビタミンCの効果としては、もう一つ重要なのが免疫力を強化してくれること。
風邪やウィルス性の病気を予防する力があります。

ビタミンCの弱点

ビタミンCは、野菜や果物などに豊富に含まれていますが熱に弱く、加熱調理をすることで簡単に分解してしまいます。
また、ビタミンCは水溶性のため水にも弱く、野菜や果物を水洗いすることでも流れ出てしまいます。

そしてさらに空気にも弱いという性質があり、空気に触れ酸素を取り込むことで分解されてしまいます。
これら多くの弱点を持つビタミンCを野菜や果物から摂取するには、やはり生で食べられるのが一番お勧めということになりますが、野菜によっては加熱してもビタミンCが分解されないものもあります。

例えば、ジャガイモやカリフラワーなどのビタミンCは、加熱による損失が少ないので、調理後でもビタミンCをきちんと摂ることができます。

ビタミンCは、体の中で2~3時間ほどでしか留まっていられず、余分に摂取した分は体外へ排出されてしまいます。

ビタミンCが欠乏すると

ビタミンCの不足によりコラーゲンの形成が不十分になると血管壁の細胞がゆるみ出血しやすくなり、骨も弱くなるため骨折しやすくなります。
また、細菌に対する抵抗力が弱まりダメージを受けた組織が再生しにくくなります。

寒いとビタミンCの消耗が激しく、補給しないと風邪や肺炎を起こしやすくなります。
タバコを吸うとビタミンCの消耗が大きくなるため喫煙者は欠乏症になりやすく、ストレスを感じることでも消費され不足しがちになってしまいますので毎食後小まめに補給する必要があります。

ビタミンC欠乏による主な症状

・壊血病
・風邪
・しみ・そばかす
・肌の張りが失われる
・歯茎からの出血
・疲労
・脱力感
・心身症
・アレルギー症状
・筋肉、骨が弱くなる
・胃弱
・貧血
・切り傷が治りにくい

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冬の悩み冷え性

冷え性の原因はストレス

冷え症の真因はストレス?

冬の悩み1位は「冷え症」…真因はストレスという記事が産経新聞に載っていました。

冷え性は、体全体よりも足や手など部分的に冷えを感じることが多く、原因としてはホルモンの変動による自律神経のバランスが乱れることでおこると考えられています。
女性に多いのは、女性特有のホルモン変動の影響と、男性に比べて皮下脂肪が多いことも原因の一つです。
脂肪は熱を通しにくく、一度冷えると温まりにくいという性質があります。
また、女性は男性に比べて筋肉が少ないことから血液の流れが悪いことも原因しています。

産経新聞の記事によると、現代人が最も感じる冬の悩みは冷え症。
原因として運動不足を挙げる人が多いものの、本当の原因はストレスとみられることが、学術団体「シトルリン研究会」のアンケートから分かったそうです。

有意義な最も感じている冬の悩みは

(1)冷え症(21・0%)
(2)肌の乾燥(19・9%)
(3)首・肩のこり(18・0%)-の順。

感じる時間帯は、起床時と就寝時
男性では「仕事中」という人が約20・9%を占めた。

男女別では男性の80・2%が冷え症を実感していないと回答。
しかし、このうち31・2%は「朝起きるのがつらい」「肩こりがひどい」など冷え症のチェック項目に3つ以上該当しており予備軍とみられます。

冷え症の原因だと思う生活習慣は

(1)運動不足(46・1%)
(2)ストレスが多い(31・7%)
(3)睡眠不足(30・3%)-の順。

冷えを感じる場面について聞くと、
「仕事が忙しくストレスがたまっているとき」
「長時間、同じ姿勢で仕事をしているとき」といった回答も。
中には、「景気の先行きが不安だと感じるとき」という今の時代を反映する答えがあった。

調査結果に対し、大阪大学大学院医学系研究科の石蔵文信准教授(循環器)は、冷えは血液が滞ることで起こるが、自律神経のバランスを崩すことで血管が収縮し、血流が悪くなっている人が多い。
冷えはストレス過多のサイン。
「まずは冷えを自覚することが大切」とコメントしています。

自律神経とは

交感神経→ 活動系
副交感神経→ 休息型
があり、この2つの神経のバランスにより調節されています。

ストレス時に働くのは交感神経で、血液は身体活動のために使われる脳・心臓・筋肉に集中するため皮膚の末端や消化器系では血流量が低下することが冷え性の原因になっています。

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朝バナナダイエット

朝バナナダイエット

朝バナナダイエットで痩せる人、痩せない人

 
■食べすぎが原因で太ってしまった! という人の場合。

朝バナナダイエットは、常時食べ過ぎており大幅なカロリーオーバーになっている人にとっては、とても効果があると言えます。
実際に、朝バナナダイエットで効果があったという芸能人の顔ぶれを見てみると分かると思いますが、必要以上に食べていたという人たちばかりです。

朝バナナダイエットで痩せる理由は、単に朝食時にカロリーの低いバナナを食べることで摂取カロリーを減らせるという理由ではなく、夕食を早く食べ終わることでの影響が大きいからと言えます。
寝るまでの時間が短いと食べた物が消化される前に寝てしまうことになり、消化されなかった栄養は脂肪として蓄積させてしまい太る原因になってしましまいます。

■食事制限をしても痩せない! という人の場合。

過度な食事制限をされている人が朝バナナダイエットを行うと一時的には体重が減るようですが、直ぐに減らなくなってしまいます。
その理由としては、栄養バランスが良いと言われるバナナもやはり栄養バランスに欠けるからです。

昼や夜の食事で不足する栄養を摂取できる場合は良いのですが、食事制限を続けている人の場合は慢性的な栄養不足に陥っています。
慢性的な栄養不足に陥っている人が、単品ダイエットである朝バナナダイエットやフルーツダイエットを取り入れても、さらなる栄養の偏りが生じるだけですので、ダイエット効果を期待することが難しくなってしまいます。

朝バナナダイエットは、食べ過ぎている人にとってダイエット効果はあっても、食事制限で極力摂取カロリーを抑えている人にとってはダイエット効果は期待できません。
摂取カロリーを抑えている人が痩せるためには、栄養バランスを考えてダイエットをするべきなのです。

そもそも朝バナナダイエットって?

起床時は体内の酵素が少なくなっており、それを補う必要があることから酵素を多く含むバナナは理想的と言え、バナナに含まれるビタミンA,C,Eが血流を良くし、脳を目覚めさせてくれます。
良質の食物繊維が多いことから排泄する力が高まり、便秘のがちな人にも効果的で、低カロリーなのに十分な栄養を摂ることができることからダイエット効果があります。

朝バナナダイエットのやり方

朝食の基本は、朝バナナ+水です。
生バナナだけをお腹いっぱいになるまで食べ、水を飲みます(バナナは食べたいだけ食べてOK)
焼いたバナナだと42~3度で酵素が壊れてしまいますので生バナナにします。

食事制限はストレスになり体に悪いので、昼と夜は好きな物を食べてOKです。
水をこまめに飲みます。

夕飯は、胃腸が活動していると快眠できず自律神経も休まらないため早い時間に食べ終わるようにします。

バナナの効果

バナナに豊富に含まれているカリウムは、尿の出をよくする働きに加え、 脂肪を分解し、さらに分散させて水に溶解させる作用があります。

また、バナナには、お通じを改善するペクチン、糖質を分解するアミラーゼ、タンパク質の代謝を促進して美肌作りに役立ち、女性ホルモンに働きかけ生理痛や月経前症候群の症状の緩和に役立つ ビタミンB6、免疫力を高めるビタミンA、有害な活性酸素の量を調節する ミネラル類といった有効成分が含まれています。

バナナ酢(黒酢)ダイエット
バナナをお酢に漬けると有効な成分が溶かし出され、体への吸収率がより高まるだけでなく、お酢のダイエット効果も期待できます。

バナナ酢の作り方
用意するもの。
黒酢 500~600ml 黒砂糖 300g バナナ3本

1 バナナを輪切りにする
2 広口ビンに輪切りにしたバナナ、黒砂糖、黒酢を入れ、3~4日 冷蔵庫で放置
3 バナナがどろどろになったら 出来上がり。

1日に大さじ2~3杯ずつ飲む

黒酢の効果
黒酢に含まれる成分「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」、「クエン酸」によってダイエット効果が期待できます。

黒酢に含まれている酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路 を活発にする作用があります。 クエン酸回路では、エネルギーの原料として脂肪が燃やされるため、 ダイエット効果が期待できます。

体内で脂肪の分解を促進すると考えられている「アミノ酸」は、黒酢に多く含まれており、
糖と脂肪を燃やすクエン酸との ダブルパワーでさらなる効果が期待できます。

黒糖の効果
低カロリーでダイエットにも良い優れた糖分補給パワーの黒糖で味もまろやかになります。

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7日間脂肪燃焼ダイエット

7日間脂肪燃焼ダイエット

急速な脂肪燃焼ダイエット

7日間脂肪燃焼ダイエットとは、心臓病などの外科手術前に体重を落とす必要がある際に行われた方法を使った急速な脂肪燃焼を目的にしたダイエットです。
この方法で体内の不純物を洗い流します。

このダイエットは、脂肪燃焼スープを毎日食べる事で行いますが食べれば食べるほど体重は落ちるそうです。

7日間脂肪燃焼ダイエットを行う上での注意点<禁止事項>

1 お酒は飲まない(体の中の脂肪の排出を邪魔します)
2 アルコールを飲んでる場合は24時間経ってから初めて下さい
3 飲み物は、水、お茶、ブラックコーヒー、100%ジュース、スキムミルク(無脂肪)のみ
4 炭酸飲料は飲まない(ダイエットコークもダメ)
5 揚げ物、パン、小麦粉を使った食品は食べない。
6 砂糖などあらゆる甘味料は取らない。
7 このダイエットで肉をとる事を要求しますが、
代わりに茹でるか焼いた鶏肉(皮は食べない)でもよい。
また、ビーフの代わりに煮魚でもかまわない。

7日間脂肪燃焼ダイエットで使う脂肪燃焼スープの作り方

玉葱大3個、ピーマン1個、セロリ太いのを一本、キャベツ半玉、ホールトマト1缶、チキンスープの素1個。

1. 野菜を食べやすい大きさに切りスープの素とホールトマトを一緒に大きな鍋に入れる。
材料がひたひたになるくらい水を入れ10分程煮る、その後野菜が柔らかくなるまで好みに応じて煮る。

2. 塩、こしょう、チリソース、カレーパウダーなど好みに応じて味付けして好きなだけいつでも一日中このスープを食べて下さい。
スープを食べれば食べるほどカロリーが燃えます

7日間脂肪燃焼ダイエットでの7日間の献立

1日目
バナナ以外の全てのくだものとスープだけの日。
※水分は水か甘味料の入ってないフルーツジュース

2日目
スープと野菜だけの日
※野菜は生でも煮てもOKただしバターや油は使用しない。
スープに野菜を入れて食べてもいいです。
今日一日頑張ったご褒美に夕食にベイクドポテトを食べてもOK。(少量のバター可)
※お豆、スイートコーンはダメ
※今日は絶対くだものは食べない。

3日目
1日目、2日目のコンビネーション。
※スープ、果物、野菜を好きなだけ食べましょう
(ただしベイクドポテトはダメ)
もしあなたが指示通り行っていたら2~3キロすでに減量してるはずです。

4日目
スープとバナナの日
※バナナ3本と無脂肪ミルク(スキムミルク)500ml
※スープは好きなだけ水を出来るだけ飲みましょう。
今まではあなたの脂肪が栄養を貯えていましたが4日目になると体にカリューム、炭水化物、たんぱく質、カルシュームが必要になります。

5日目
肉とトマトの日
※350g~700g程度の肉(又は鶏肉、煮魚でも可)
※最大6個のトマトを食べましょう
※スープも最低一杯は食べましょう

6日目
牛肉と野菜の日
※好きなだけ食べてもいいです。(2.3枚のステーキOK)
※ベイクドポテトは食べない。
※スープも最低一杯は食べましょう。

7日目
玄米を食べる日
※玄米、野菜、甘味料の入らないフルーツジュースを飲みましょう。
※スープも最低一杯は食べましょう。

指示通り行っていれば5~8キロは減量してるはずです。
それ以上減量してる場合は、7日間ダイエット2回目を再開する前に2日間普通食を食べてもOK。

7日間ダイエットはあなたが希望体重になるまでに何回でも安全に繰り返す事が出来ます。
このダイエットは体の不純物を除去する効果があり、普通の方で5~8キロ凄く太った方で 7日間で3キロ痩せたら成功です。

番外編
どうしてもご飯がやめられない方で、スープを飲んだだけで7日間に1.5キロ痩せた方もいます。
このスープは脂肪を燃焼させるもので、食べれば食べるほどダイエット効果があります。

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朝食抜きダイエット

朝食抜きダイエット

朝食抜きダイエットとは、朝食をとらないことで、その分の摂取カロリー(約400kcal)が減り、結果として痩せるというダイエット方法です。

朝食抜きダイエットでは、午前中に使われるエネルギーは、前日の夕食時に摂取されたエネルギーが体内でグリコーゲンとして蓄えられており、わざわざ朝食でエネルギー補充をする必要がないという考え方をしています。
また、午前中は前日に食べたものを排泄する時間であり、朝食を取ることで胃腸が消化吸収のほうにばかり働いてしまうため、排泄がおろそかになってしまうという考え方もしています。

基本的に朝食は食べませんが、水や野菜ジュースなどの水分は摂っても良いそうです。

朝食抜きダイエットの良いところ。

朝食抜きダイエットは、朝に食事をする時間が無い人や食欲が無い人には向いているダイエット方法と言えるかもしれません。
また、食事制限はできないという人でも朝食であれば抜き易い、意志が弱くても実行し易いと言われています。

朝食抜きダイエットの悪いところ。

朝食を摂らないと交感神経が刺激されないため、副交感神経優位の状態が保たれます。
副交感神経優位とは、睡眠時と同じ状態のため、体が活動状態に入れません。
朝食を摂ることで、体温が上がり代謝が良くなるだけでなく脳の働きも良くなりますが、朝食を摂らないと、これらのメリットも得ることができないのです。

体温が上昇しないため、冷え性など低体温の人には向きません。
また、食事回数が少ないと体は脂肪を貯蔵するようになり、体脂肪が蓄積されやすくなるばかりか食事を抜いたことがストレスでドカ食いしてしまうこともあります。
痩せるためと始めたのに返って太り易い体になってしまっては、何のためのダイエットか分からなくなってしまいます。

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一日一快食ダイエット

一日一快食ダイエット

脳のストレス過剰が肥満の原因

一日一快食ダイエットとは、一日一回は自分が満足しておいしいと思える食事をするというダイエット方法。
適切な食事や運動により痩せるといった従来のダイエット方法で効果の無かった人でも痩せることのできるダイエット方法です。

脳のストレス過剰は脳の働きを悪くしてしまい、肥満を招く原因になっていることから、せめて一日一回は心の底から満足出来る食事をする。
一日一快食ダイエットは、いわば快感を得ることが痩せることにつながるということをダイエットの原則としています。

一日一快食ダイエットは、朝食や昼食にある程度の制限を設け、一快食への喜び、食べる喜びにつなげることで快感を得るというものですが、その制限とは?

一日一快食の3原則

・体のために良い物でも好きでない物は食べない。
・体のためには悪い物でも好きな物は食べてよい。
・体のために良い物で、自分も好きな物を食べる。

・朝食は水分中心に。
・昼食は日本食を中心に軽めに →夕食の事を考えて期待を膨らます事。
・夕食は出来れば日本食が良いのですが、満足出来るように食べて脳を充分に満足させる。

間食は紅茶、りんご、パンやケーキなど、ごく軽くであればOK。

食事とストレスについて

食事とストレスには密接な関係があります。
ストレスの多い人の食生活をみると、偏食や不規則な食事、欠食などの人が多いようです。
また、食事は楽しむ雰囲気で摂ることが良いと言われていますが、これは胃の消化吸収を良くする作用があるからで体力作りにも関係しています。
過食してしまうと摂り過ぎて余ったエネルギーがストレスに転換されてしまいますし、小食によりエネルギーが不足してしまうと健康な体を維持できなくなり体調を崩してしまうことでストレスに弱くなっていきます。

太る原因にもなっているストレスですが、ダイエットで痩せるためには自分自身の受け止め方を変えてみるのも一つの方法です。

方法としては
・完璧を目指さない。
・物事をプラス思考で考える。
・過去にこだわらない。
・人と比較しない。
・適度な休息をとる。
・毎日自分自身の時間を持つ。

ストレスは現代社会では避けて通れないものですが、これらの対処法で少なくすることが可能かもしれません、試してみてください。