チョコレートの効果
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの働きで過食と空腹感を抑えることができ、基礎代謝をアップさせ、食物繊維が豊富なことからダイエット効果も期待できます。
カカオポリフェノールの効果は
・動脈硬化予防
・ストレスの軽減
・アレルギーに対する効果
・ガンに対しての免疫を高めてくれる
・体脂肪を下げて肥満を予防
など、多くの効果があります。
カカオに含まれるカカオポリフェノールは、体内に吸収されるとレプチンとアディポネクチンをつくり出します。
レプチン
レプチンの量が増えると、食欲が抑えられて摂取カロリーを減らすことができます。
レプチンは脳で満腹中枢を刺激しますので、満腹感が生まれ食べすぎを抑えてくれます。
アディポネクチン
アディポネクチンは、身体の中で糖の代謝を円滑にしてくれますので、血糖値が上がっている状態を改善してくれます。
レプチンとアディポネクチンの2つの物質が食欲を抑えるので、食前のチョコレートは効果的です。
カカオポリフェノールには、痩せるという効果意外にも基礎代謝をアップさせるという働きがあります。
チョコレートの正しい食べ方
カカオ70%以上のビターチョコを、1日50グラムを目安に、朝、昼、晩の3回食前に摂取すること。
カカオポリフェノールの基礎代謝アップ効果は、もともと代謝が落ちている40歳以上の女性ほど効果的だそうです。
注意すること
チョコレート50グラムのカロリーは、ごはん2杯分に匹敵する350kcalもありますので、消費するにはウォーキングを60分以上するのが必要になりますので食べ過ぎには注意しましょう。
また、カカオに含まれる成分のチラミンが血中に大量に増える事で血管が収縮、その後、チラミンの減少で血管は急激に拡張。
これによって、頭痛や嘔吐などの弊害が起こりますので注意する必要があります。
ダイエットに効果的なチョコレートの食べ方
人は食事を始めてから20分以上経過すると、血糖値が上昇し、満腹中枢が反応する事で満腹と感じます。
食事の時間をあまり取る事が出来ないという人もいると思いますが、そういう人は満腹と感じる前に食べ終わってしまう事になり、満腹中枢が働く前に食べ終わってしまいますので、必要以上に食べてしまう可能性が考えられます。
実際、食事に20分以上時間をかけて食べるのは難しいと思いますので、食事の前にあらかじめ血糖値を上昇させておいてから食事をするようにします。
血糖値を上昇させておくことで食べる量を減らすができますので、食事をする20分ほど前にチョコレートを1~2カケ食べるようにします。
カカオをなるべく多く含む(70%以上)チョコレートがダイエット効果は高くなりますが、血糖値を上げるためには糖分が必要なので糖分の入っている物を買って下さい。
食べる量は少なくて大丈夫です。
1~2カケ位で、食べ過ぎると逆に太ってしまいますので気をつけましょう。
この方法は夕食や間食したくなった時などにも有効です。