朝バナナダイエットで痩せる人、痩せない人
■食べすぎが原因で太ってしまった! という人の場合。
朝バナナダイエットは、常時食べ過ぎており大幅なカロリーオーバーになっている人にとっては、とても効果があると言えます。
実際に、朝バナナダイエットで効果があったという芸能人の顔ぶれを見てみると分かると思いますが、必要以上に食べていたという人たちばかりです。
朝バナナダイエットで痩せる理由は、単に朝食時にカロリーの低いバナナを食べることで摂取カロリーを減らせるという理由ではなく、夕食を早く食べ終わることでの影響が大きいからと言えます。
寝るまでの時間が短いと食べた物が消化される前に寝てしまうことになり、消化されなかった栄養は脂肪として蓄積させてしまい太る原因になってしましまいます。
■食事制限をしても痩せない! という人の場合。
過度な食事制限をされている人が朝バナナダイエットを行うと一時的には体重が減るようですが、直ぐに減らなくなってしまいます。
その理由としては、栄養バランスが良いと言われるバナナもやはり栄養バランスに欠けるからです。
昼や夜の食事で不足する栄養を摂取できる場合は良いのですが、食事制限を続けている人の場合は慢性的な栄養不足に陥っています。
慢性的な栄養不足に陥っている人が、単品ダイエットである朝バナナダイエットやフルーツダイエットを取り入れても、さらなる栄養の偏りが生じるだけですので、ダイエット効果を期待することが難しくなってしまいます。
朝バナナダイエットは、食べ過ぎている人にとってダイエット効果はあっても、食事制限で極力摂取カロリーを抑えている人にとってはダイエット効果は期待できません。
摂取カロリーを抑えている人が痩せるためには、栄養バランスを考えてダイエットをするべきなのです。
そもそも朝バナナダイエットって?
起床時は体内の酵素が少なくなっており、それを補う必要があることから酵素を多く含むバナナは理想的と言え、バナナに含まれるビタミンA,C,Eが血流を良くし、脳を目覚めさせてくれます。
良質の食物繊維が多いことから排泄する力が高まり、便秘のがちな人にも効果的で、低カロリーなのに十分な栄養を摂ることができることからダイエット効果があります。
朝バナナダイエットのやり方
朝食の基本は、朝バナナ+水です。
生バナナだけをお腹いっぱいになるまで食べ、水を飲みます(バナナは食べたいだけ食べてOK)
焼いたバナナだと42~3度で酵素が壊れてしまいますので生バナナにします。
食事制限はストレスになり体に悪いので、昼と夜は好きな物を食べてOKです。
水をこまめに飲みます。
夕飯は、胃腸が活動していると快眠できず自律神経も休まらないため早い時間に食べ終わるようにします。
バナナの効果
バナナに豊富に含まれているカリウムは、尿の出をよくする働きに加え、 脂肪を分解し、さらに分散させて水に溶解させる作用があります。
また、バナナには、お通じを改善するペクチン、糖質を分解するアミラーゼ、タンパク質の代謝を促進して美肌作りに役立ち、女性ホルモンに働きかけ生理痛や月経前症候群の症状の緩和に役立つ ビタミンB6、免疫力を高めるビタミンA、有害な活性酸素の量を調節する ミネラル類といった有効成分が含まれています。
バナナ酢(黒酢)ダイエット
バナナをお酢に漬けると有効な成分が溶かし出され、体への吸収率がより高まるだけでなく、お酢のダイエット効果も期待できます。
バナナ酢の作り方
用意するもの。
黒酢 500~600ml 黒砂糖 300g バナナ3本
1 バナナを輪切りにする
2 広口ビンに輪切りにしたバナナ、黒砂糖、黒酢を入れ、3~4日 冷蔵庫で放置
3 バナナがどろどろになったら 出来上がり。
1日に大さじ2~3杯ずつ飲む
黒酢の効果
黒酢に含まれる成分「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」、「クエン酸」によってダイエット効果が期待できます。
黒酢に含まれている酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路 を活発にする作用があります。 クエン酸回路では、エネルギーの原料として脂肪が燃やされるため、 ダイエット効果が期待できます。
体内で脂肪の分解を促進すると考えられている「アミノ酸」は、黒酢に多く含まれており、
糖と脂肪を燃やすクエン酸との ダブルパワーでさらなる効果が期待できます。
黒糖の効果
低カロリーでダイエットにも良い優れた糖分補給パワーの黒糖で味もまろやかになります。