脚太りの種類と原因

脚太りの原因

脚太りの種類

脚痩せを行うにしても、自分の脚が太くなってしまった原因を知ることはとても重要です。
自分の脚が太くなった原因を知り、何を改善すれば良いのかをはっきりさせておくことで効率的な脚痩せができるだけでなく、予防するための方法も知ることができます。
ここで、脚太りの原因になっている3つの種類をご説明します。

脂肪太り

まず、一番目の原因は、脂肪太りです。
一般的に太っているという場合は、体に脂肪がついた状態のことを指しますが、脚の場合も例外ではなく、脚痩せダイエットを行なおうと考える人に一番多く見られる原因になっています。
自分が脂肪太りが原因であるかないかは手で触って見ても分かると思いますが、脚に力を入れた状態でも筋肉を確認できない場合は、かなり多くの脂肪がついていると言えます。
脂肪太りの原因は、やはり高カロリーの食品ばかりを食べていて、運動もほとんど行わない生活を続けていることでおこります。

脂肪太りになった原因は、はっきりしていますので、食事制限と運動やマッサージを組み合わせる事で、効果的な脚痩せダイエットができます。

水太り

脚が太くなってしまう原因の多くは脂肪太りですが、脂肪太り以上に足を太く見せてしまう状態があります。
それが水太りです。

水太りというのは、水を飲みすぎてお腹が張るとか、太るとか言うものではなく、新陳代謝が悪くなったことにより、体内に余計な水分が滞留してしまう状態のことを言います。
新陳代謝の機能が低下すると、リンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まってしまうことで水太りになり易くなってしまいます。

水太りかどうかは、むくんでいるかどうかで確認できます。
朝起きると、誰しも顔をはじめ全身にむくみが感じられることがあると思います。
時間の経過と共にむくみが解消されれば問題ありませんが、この状態がなかなか治まらず、夕方あたりに再びむくみ出したりするのであれば水太りと考えられます。

また、太ももをギュっと押してみると脚が白くなるものですが、その白くなった状態が中々元に戻らないという場合は、確実に水太りという事になります。
脚が水太りになっていると、だるさや痛みを伴う事もあります。

水太りを改善させるには、リンパの働きを回復させるためのリンパマッサージが特に有効です。
水太りの人が脚痩せを行う場合、リンパマッサージを中心にしていけば、効率の良い脚痩せを行うことができるでしょう。

リンパマッサージの方法
基本的にはリンパの流れに沿って 筋肉を揉みほぐす事になります。
心臓から遠い足の指の付け根から、足首に向けてゆっくりと力を込めずに揉みほぐしていき、ふくらはぎ、膝と、擦るようゆっくりと、優しくマッサージしてください。
次に膝の裏へと移行しますが、膝の裏にはリンパ節があるので特に念入りに 円を描くようにしてほぐし、リンパ液の流れが活発にします。
この膝の裏のリンパマッサージは、 特に重要で足回りのリンパがしっかり機能するかどうかで、脚痩せダイエットの成否が決まります。
力をいれず優しく、時間をかけてほぐしてみましょう。

筋肉太り

脚痩せしたいと考える人の多くは、生活習慣に問題があり、脂肪がついてしまったり、新陳代謝が悪くなったりして脂肪太りや水太りになっています。
しかし、中には健康的な生活をしているのに、脚が太いという人もいます。
これは筋肉太りが原因で、筋肉が過剰に付いていることから脚が太く見えてしまうのです。

筋肉太りの場合は、むしろ健康的なので問題ないと言われることが多いでしょうが、男性は良くても女性であれば気になってしまうものですよね。
たとえ筋肉であっても足が太く見えるのは、外見上好ましくないことでしょう。

筋肉太りは、基本的にスポーツをしている人に特化した太り方ですので、改善方法としてはスポーツをやめることという事になります。
もっとも、それはあまり好ましい事ではないでしょうから、あまり脚を見せないような服装を心がけるくらいしか方法はないでしょう。

引退してしばらく経つけど筋肉が落ちないという人は、たんぱく質の摂取を抑えて、マッサージを施すと良いでしょう。
この筋肉太りは、健康的な問題はありませんが、なかなか脚痩せしにくいという意味では、女性にとって深刻な問題と言えます。
筋肉太りを改善するには、食事に気をつける事が重要です。