朝食抜きダイエット

朝食抜きダイエット

朝食抜きダイエットとは、朝食をとらないことで、その分の摂取カロリー(約400kcal)が減り、結果として痩せるというダイエット方法です。

朝食抜きダイエットでは、午前中に使われるエネルギーは、前日の夕食時に摂取されたエネルギーが体内でグリコーゲンとして蓄えられており、わざわざ朝食でエネルギー補充をする必要がないという考え方をしています。
また、午前中は前日に食べたものを排泄する時間であり、朝食を取ることで胃腸が消化吸収のほうにばかり働いてしまうため、排泄がおろそかになってしまうという考え方もしています。

基本的に朝食は食べませんが、水や野菜ジュースなどの水分は摂っても良いそうです。

朝食抜きダイエットの良いところ。

朝食抜きダイエットは、朝に食事をする時間が無い人や食欲が無い人には向いているダイエット方法と言えるかもしれません。
また、食事制限はできないという人でも朝食であれば抜き易い、意志が弱くても実行し易いと言われています。

朝食抜きダイエットの悪いところ。

朝食を摂らないと交感神経が刺激されないため、副交感神経優位の状態が保たれます。
副交感神経優位とは、睡眠時と同じ状態のため、体が活動状態に入れません。
朝食を摂ることで、体温が上がり代謝が良くなるだけでなく脳の働きも良くなりますが、朝食を摂らないと、これらのメリットも得ることができないのです。

体温が上昇しないため、冷え性など低体温の人には向きません。
また、食事回数が少ないと体は脂肪を貯蔵するようになり、体脂肪が蓄積されやすくなるばかりか食事を抜いたことがストレスでドカ食いしてしまうこともあります。
痩せるためと始めたのに返って太り易い体になってしまっては、何のためのダイエットか分からなくなってしまいます。