ウォーキングダイエット

ウォーキングダイエット

ダイエット目的としてウォーキングをしている人も多いですが、健康維持のためにウォーキングをしていると言う人も多いようです。
ウォーキングは激しい運動ではないため簡単に取り組むことができ、特に準備もいらないということが最大のメリットだと思います。
ウォーキングは、ただ歩くのではなく、運動をしていると意識をして歩くことで消費カロリーも多くなり運動量も多くなります。
たまに行うのではなく継続的に行うことで、運動効果も身体的効果も高まります。

 

ダイエット効果を高めるために

ウォーキングは有酸素運動ですが、ダイエット効果を高めるためには無酸素運動も必要になります。
その為、ウォーキングの前に軽く筋トレなどの運動を行ってみてください。
軽い筋トレと言っても、腕立てや腹筋、背筋などを10~20回位ずつ行う程度でいいと思います。

ウォーキングのダイエットをするときの注意点

ダイエットの目的は、体内にある余分な脂肪や余分な老廃物を体外に排出することを意味しています。
【ダイエット=食事の量を減らすこと】と、考える人がいますが、ダイエットの目的は一時的に体重を減らすことではなく体についた余分な脂肪を減らすことです。

脂肪は、カロリーが過剰に摂取されたことにより増えてしまいますが、カロリー摂取量が少なすぎても良くありません。
カロリーが少なすぎると、基礎代謝が低下してしまい、逆に脂肪を溜め やすい体になってしまいます。
適量のカロリー摂取を心がけ、有酸素運動であるウォーキングを取り入れ、余分な脂肪を排出さえましょう。

有酸素運動

有酸素運動とは、酸素を取り込むことで体の中にある糖質や脂肪をエネルギーに変えることにより、脂肪を燃焼させる効果のある運動のことを言います。
ウォーキングすることで血流がよくなるという効果もありますが、脂肪燃焼させることで痩せるというダイエット効果もあります。
しかし酸素がきちんと取り込まれないと、いくら長時間歩いたとしてもダイエット効果を得ることができなくなってしまいます。

ウォーキングをする場合は、最大心拍数の50~80%の範囲で行うようにしてください。
最大心拍数の50~80%を目標心拍数といいます。
目標心拍数は、最大心拍数(220)-年齢×目標とする運動強度で求めます。
例えば、40歳の人で運動強度を60%とした場合は。
(220-40)×0,6=108になります。

 

ウォーキングの消費カロリー

ウォーキングと言うのは手軽に始められるダイエット方法として人気がありますが、どれくらいのカロリーが消費されるのでしょうか?

以下にウォーキングと他の行動との消費カロリーを掲載してみましたので比べてみてください。
(消費カロリー量は60分行った場合)
・ウォーキング:300kcal
・ジョギング :420kcal
・水泳 :360kcal
・自転車 :140kcal
・徒歩 :160kcal
・エアロビクス:300kcal
・お風呂 :160kcal

ウォーキングダイエット成人が一日に歩く目安は約1万歩と言われています。
1万歩を通常歩いているスピードで歩くと、約90分掛かり、消費カロリーは200~300kcalになります。
速歩で行うウォーキングですと、60分で約300kcalを消費できます。

有酸素運動としてのウォーキングは、内蔵脂肪を燃焼させてくれたり、痩せやすい体質を作り出すなどのダイエット効果がありますが、脂肪1キロのエネルギー量は7200kcalあるため、1キロの脂肪を燃やすには60分のウォーキング20回以上行う必要があります。
ウォーキングの効果としては、血圧を安定させたり、骨の老化や筋肉の衰えを防止するなど、さまざまな効果も期待できますので継続的に行うようにしましょう。

因みに、有酸素運動としてのウォーキング効果は、合計して30分以上の運動時間を確保できれば効果がありますので、数回に分けても合計で30分以上になるようにしてください。
有酸素運動だけで痩せようとした場合、15~20分経過後からでなければ脂肪がエネルギーとして使われないので注意が必要です。
また、ウォーキングで消費されるカロリーは少ないため、運動したからといって食べ過ぎることのないよう注意してください。